【情報モラル教育研究所】情報モラル教育・ICT教育・校務支援システムなど、コンピュータと教育の関わりを研究しています。

2016年12月号

あっという間に一年の最後の月になりました。今年最後の話題は、コンピュータやスマホの操作には欠かせない、『日本語入力』についてお話しします。
みなさんは、スマホやパソコンに日本語を入力するとき、ひらがなを直接打ち込む“ひらがな派”か、ローマ字にして打ち込む“ローマ字派”のどちらでしょうか。パソコンを仕事で使う大人の大半は、『キーボード』で打ち込みやすい“ローマ字派”の方が多いようです。26文字しかないアルファベットの方が50文字あるひらがなより、キーの場所を覚えやすかったことがその理由ともいわれています。
しかし、スマホやゲーム機の普及によって状況は大きく変わりました。今までの『キーボード』ではなく、画面上に表示される『ソフトウェアキーボード』やイラストのような『フリック入力』で文字を入力する若い人が増えています。これは、プラスチックのキーを押すのではなく、画面に映るキーを指で押したり(タッチ)、さすったり(フリック)して文字を入力するものです。この方式が増えるに従って、より、タッチやフリックの回数が少なくて済む“ひらがな派”が若い人たちの中で急激に増えてきました。
“ひらがな入力”、“ローマ字入力”にはそれぞれ長所や短所があり、簡単にどちらが優れているとは言い切れません。同じように、『キーボード』がいいのか、『フリック入力』がいいのかも、一概に述べることはできません。だからこそ、いろいろな入力方法を身に付けることが重要な時代になっているといえるのではないでしょうか。
検索サイトで「文字入力 練習 アプリ」と検索してみましょう。キーボードを使う『タイピング』と呼ばれるものや、『フリック入力』でスマホやタブレットでも練習できるものなど、様々なアプリがあります。冬休みに、家族で挑戦してみてはいかがでしょう。ゲーム感覚で、練習するほど楽しくなって!知らないうちに、“文字入力名人”になっているかもしれません。

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