道徳(特別の教科道徳)と、どこが違うんでしょう。これにも、様々な考え方があります。

一般的に『道徳』は、心情や思いといった、『こころ』の部分を中心に対象を捉えていくことが中心になります。その中で感じ、考えたことを、自分に照らしながら思いを深めていく学習過程が一般的です。こういった学習は、『個(自分)の内面に向かい合う学習』ということもできます。

それに対して、『情報モラル』の学習は、少し違ってきます。倫理的な態度(心を磨く領域)に加えて,個人情報の保護 やなりすましの危険から身を守るなど情報安全の考え方(知恵を磨く領域)までをも含むことになります。